eBayとは、世界中の人が利用するオークションサイトです。
世界最大のマーケットプレイスということもあり、輸出販売を行う事業主を中心に利用されています。市場規模が大きいうえ、様々なニーズがあるため、日本の商品を出品すれば「すぐに売れてしまう」ことも珍しくありません。
本記事では、eBayの基礎知識を始め、出店の流れについて解説していきます。これから輸出販売のビジネスを行おうと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
eBayとは
eBayは、アメリカで誕生した世界最大のオークションサイトです。
1955年にプログラマーのピエール・オミダイアが個人的なオークションサイトとして立ち上げた「Auction Web」からeBayの歴史は始まりました。
Auction Webでは主に中古商品を扱っていたそうで、初めて売れた商品は「壊れたレーザーポインター」だったそうです。
eBayは日本国内における知名度は低い傾向にありますが、世界的に見れば190ヵ国、約1.42億人のバイアーが利用している大きなサイトです。日本においても、株式会社東急百貨店や株式会社まんだらけなど、出店している企業も存在します。
eBayの出店の流れ
eBayの出店方法は、以下の通りです。
以下の手順通りに手続きを行えば、アカウント作成から1週間程度で主転することができます。
- eBayアカウントの作成
- Payoneerアカウントの作成
- セラーアカウントの登録
- 出店
流れ①:eBayアカウントの作成
まずは、eBayアカウントを作成してきます。
アカウントを作成する際は、アメリカのeBayサイトから手続きを行う必要があります。
アメリカ以外のサイトからアカウント作成の手続きを行うと、途中でリンクにアクセスできなくなるからです。
eBayは世界規模のオークションサイトであり、各国専用のサイトがあります。スムーズに手続きを進めるためにも、「English」表記になっているか確認するようにしましょう。
アカウント作成の具体的な流れは、以下の通りです。
- アメリカのeBayサイト「US eBay」にアクセスする
- サイト上部に記載されている「Hi Sign in or register」の「register」の部分をクリックする
- 「Personal account(開業届をだしていない)」か「Business account(開業届を出している」のどちらかをクリックする
- 氏名、メールアドレス、パスワードを設定する
- 利用規約を確認し、「Create account」をクリックする
流れ②:Payoneerアカウントの作成
次は、Payoneerアカウントの作成です。
Payoneerとは、代金受け取りサービスのことです。eBay内で発生した売上金は、全てPayoneerを経由して受け取ることになるので、eBayで出店する際は必ず必要となります。
Payoneerのアカウントを作成する際は、個人であれば本人確認書類や公共料金の請求書、賃貸契約書などを、法人であれば履歴事項全部証明書の写しや代表者の本人確認書類を提出する必要があります。
流れ③:セラーアカウントの登録
次は、セラーアカウントの登録です。
セラーアカウントとは、eBay内における販売用のアカウントを意味します。
セラーアカウントの登録は、eBayトップページから行うことができます。
流れ④:出店
諸々の手続きが完了したら、いよいよ出店です。
販売する商品を決め、商品ページを作成していきましょう。
eBayでは、固定価格・オークション形式、どちらでも販売することが可能です。
eBayには3つのプランがありますが、無料プランであっても250品までは出品できます。
海外で需要が高い日本の商品をリサーチし、eBay輸出を成功させましょう。