それでは、早速AIを活用したリサーチ方法について解説していきます。このステップでは、ChatGPT・Perprexitiy・GeminiなどのAIを活用したベーシックなリサーチ方法と、データを収集してさらに細かく分析していく方法の2段階に分けて解説します。
ChatGPTを活用したリサーチ方法
まずは、AI物販のベースとなる、ChatGPTによる調査方法です。
ChatGPTではAIのモデルを選択することができます。違いは以下の通りです。調査をする時はGPT-4を利用しましょう。それぞれの違いは以下の通りです。
GPT-4:
最も強力なバージョンで、研究や特定の専門的なタスク、高度なクリエイティブコンテンツ生成など、高い精度が要求されるシナリオに向いています。
GPT-4o:
GPT-4の最適化バージョンで、性能とコストのバランスが取れており、幅広いタスクに適しています。より効率的でありながら、複雑な言語処理に対応できます。
GPT-4o mini:
もコスト効率に優れたバージョンで、リアルタイムアプリケーションや大量のデータを処理するタスクに適しています。性能は若干劣るが、多くのタスクで十分に機能します。
ChatGPT Plusへの加入には月額で20ドルかかるため、プラグインを利用するには費用がかかることをあらかじめ把握しておきましょう。
次に、メルカリのプラグインを入れます。ChatGPTプラグインのインストールは、プラグインストアから行います。 プラグインストアで必要なプラグインを選択し、インストールボタンをクリックすることでインストールが完了します。以下の画像のようにMercariと検索し、プラグインが出てきたらInstallをクリックして、プラグインをインストールしましょう。
プラグインのインストールができたら、リサーチしたい商品のカテゴリを検索します。この時、無理に細かくカテゴリを考えるのではなく、パッと思い浮かぶ商品のカテゴリでOKです。当社物販ビジネスの商品サイトにあるカテゴリーを参考にしても良いでしょう。以下の画像のように質問してみましょう。
するとChatGPTのプラグインが調査結果を教えてくれます。
しかし、この内容だけだと上記の指示内容のままだと中古品や値段がさまざまなものが出てきてしまいますので、中国から仕入れることを想定して、次のステップでより精度を上げた指示を出していきいます。
次は以下の画像のように、より細かく質問を投げていきます。細かく質問を投げることで、ChatGPTからより詳細な回答や、情報を絞った回答をもらうことができます。
すると以下のようにブランド品が出てきました。
今回は例として中国輸入品をメインに探していきたいと思いますのでここから質問を何度か質問を繰り返してみましょう。以下のように質問してみます。
このように質問すると、以下のような商品が出てきました。
このようにしてリサーチしたい内容を質問を重ねながら調べていきます。
ある程度リサーチが進んだら、次は仕入れを検討していきます。仕入れを検討する際は以下の2パターンの方法がお勧めです。
ChatGPTから回答があった商品に実際にアクセスし、売れてるかどうかを確認してみましょう。売れてるようなら、
・売れている商品の日付が1ヶ月以内かどうか
・そのアカウント評価数がどのくらいか
・類似品はないか
の3点も合わせてCHEKCします。
メルカリでの調査が終わったら、次はAli Priceを活用して調査をしてみましょう。
商品画像の上で右クリックし、「Alibabaで画像で検索」を選択します。
すると以下のような結果が表示されました。この情報を元に、利益は出るのか等検討して仕入れるかどうかを検討していきます。
eBayとChatGPTで調査する
次にeBayというプラットフォームから人気検索ワードを抽出して、Aを活用しリストアップする方法です。
eBayとは?
eBayは、アメリカ合衆国に本社を置く世界最大級のグローバル電子商取引企業であり、オンラインオークションとショッピングのプラットフォームを提供しています。1995年にピエール・オミダイアによって設立され、当初は個人間取引(CtoC)のオークションサイトとしてスタートしましたが、現在では企業対個人(BtoC)や企業対企業(B2B)の取引も行われています。eBayを活用することで、個人や企業は世界中の膨大な潜在的な買い手にリーチできるため、市場規模が大幅に拡大します。
eBay登録方法
eBayの登録はとても簡単です。画面上部に登録メニューがありますのでそちらからアカウント登録を行いましょう。登録のメニューを押すと、個人情報を入力する画面が出てきますので、ご自身の情報を入力してご登録ください。
リサーチのやり方
アカウントが準備できたら以下の方法を参考にリサーチしていきましょう。
こうすることで、過去90日間の間に売れた商品が表示されます。
次にURLをコピーします。
ここからは少し難しい操作になります。まずはURLを3つに区切ります。区切る部分は以下のjapanの文字の前と後ろで区切りそれぞれセルに分けていきます。詳しくは以下の画像をご参考ください。
これらを以下の画像のようにA〜C列の3つのセルに分けます。
次に、A~C列に分けたセルをD列に「=A1&A2&A3」と入れて再び結合させます。
1行目の情報と2行目の情報を選択し、マウスで下にスクロールします。
すると以下のように、おなじURLがいくつもコピーされます。
eBayのポータルサイトにアクセスすると人気ワードトップ100をチェックすることができます。以下のようなメニューになっています。
今回は例として「バック&アクセサリー」のカテゴリの人気検索ワードをダウンロードしてみます。